香川県高松市で120年以上続く大腸肛門科病院 医療法人和光会 前田病院

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大腸ポリープ

大腸ポリープは、大腸の粘膜にできる隆起性の病変です。 ひとくちにポリープといっても、形や大きさはさまざまで、良性のものもあれば、がん化しているものや将来的に大腸がんへ進行する可能性があるものもあります。

大腸ポリープは自覚症状がないことも多く、便潜血検査で陽性となったことをきっかけに見つかる場合があります。 正確な診断には、大腸カメラによる観察や、切除した組織を調べる病理検査が必要です。

便潜血検査が陽性だった場合や、血便、便通異常が続く場合は、大腸ポリープや大腸がんなどが隠れていることがあります。 自己判断せず、早めにご相談ください。

大腸ポリープの主な症状

大腸ポリープは、小さいうちは症状が出ないことが多い病気です。 症状がない場合でも、検診や大腸カメラで偶然見つかることがあります。

大腸ポリープでみられることがある症状・きっかけ
便潜血陽性 大腸がん検診などの便潜血検査で陽性となり、精密検査として大腸カメラを行った際に見つかることがあります。
血便・出血 ポリープの表面から出血し、便に血が混じることがあります。 ただし、目で見て分かる出血がないこともあります。
便通異常 大きな病変では、便秘、下痢、便が細いなどの便通異常を感じることがあります。
自覚症状なし 多くの場合、自覚症状がないまま経過します。 そのため、検診や定期的な内視鏡検査が大切です。

大腸ポリープの形態

大腸ポリープには、隆起しているもの、平らなもの、中心がくぼんでいるものなど、さまざまな形があります。 ポリープの形や表面の様子からある程度判断できる場合もありますが、正確には病理検査で確認します。

大腸ポリープの形の例
隆起型のポリープ キノコ状やいぼ状に盛り上がって見えるポリープです。 内視鏡で発見しやすく、状態によっては内視鏡で切除できることがあります。
平坦型のポリープ 平らで目立ちにくいポリープです。 発見が難しいことがあり、色素を使うなどして慎重に観察することがあります。
陥凹型のポリープ 中心がくぼんでいるタイプです。 早期がんを含む場合や、将来的にがんへ進行する可能性があるため、慎重な判断が必要です。

大腸ポリープと大腸がん

大腸ポリープの中には、時間をかけて大腸がんへ進行するものがあります。 すべてのポリープががんになるわけではありませんが、がん化の可能性があるポリープを早い段階で見つけ、必要に応じて切除することが大腸がん予防につながります。

また、すでにがん化しているポリープが見つかることもあります。 そのため、大腸カメラで観察し、必要に応じて切除・病理検査を行うことが重要です。

大腸ポリープの検査

大腸ポリープの確認には、大腸カメラが有効です。 大腸の中を直接観察することで、ポリープの有無、形、大きさ、表面の状態などを確認します。

主な検査
便潜血検査 便に血液が混じっていないかを調べる検査です。 大腸がん検診などで行われますが、陽性の場合は大腸カメラによる精密検査が必要です。
大腸カメラ 大腸の粘膜を直接観察する検査です。 ポリープの発見だけでなく、必要に応じて切除や組織検査を行うことがあります。
病理検査 切除したポリープや採取した組織を顕微鏡で調べる検査です。 良性か悪性か、追加治療が必要かを判断するために重要です。

大腸ポリープの治療

大腸ポリープは、形や大きさ、場所、がん化の可能性などを確認したうえで、治療方法を検討します。 内視鏡で切除できる場合もありますが、病変の状態によっては専門医療機関での追加治療や手術が必要になることもあります。

主な治療方法
内視鏡的切除 大腸カメラを用いてポリープを切除する治療です。 ポリープの大きさや形、場所などを確認し、適応を判断します。
病理検査による確認 切除したポリープは病理検査で確認します。 検査結果により、経過観察や追加治療が必要となる場合があります。
外科的治療 内視鏡での切除が難しい病変や、がんが疑われる病変では、手術などの外科的治療を検討する場合があります。

当院の大腸ポリープ診療について

当院では、大腸カメラによる検査を行い、大腸ポリープの有無や状態を確認しています。 ポリープの形、大きさ、表面の性状などを確認し、必要に応じて内視鏡的切除や病理検査を行います。

診療で大切にしていること

  • ポリープの形や大きさ、表面の状態を確認し、適切な治療方針を検討します。
  • 必要に応じて、内視鏡的切除や病理検査を行います。
  • がん化の可能性がある病変を早期に発見し、適切な治療につなげます。
  • 病変の状態によっては、専門医療機関と連携して治療方針を検討します。

受診の目安

次のような方は、一度ご相談ください。

  • 大腸がん検診で便潜血陽性といわれた
  • 便に血が混じる、血便がある
  • 便秘や下痢などの便通異常が続いている
  • 過去に大腸ポリープを指摘されたことがある
  • 大腸カメラを受けたい
  • 大腸がんが心配

便潜血陽性や血便がある場合、痔だけでなく大腸ポリープや大腸がんなどが原因となることがあります。 必要に応じて大腸カメラをご案内します。

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