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前田病院 外科・大腸肛門科
〒761-8054
香川県高松市東ハゼ町824
TEL:087-865-7111
 
 
 
 
 
 肛門周囲には内肛門括約筋、外肛門括約筋、肛門挙筋など様々な筋肉があります。痔瘻の瘻管がどの道筋を通るかで痔瘻の程度、複雑さが変わります。
 痔瘻の程度や瘻管の走行の診断には、多くの経験が必要です。さらに肛門エコーなどを併用して正確に診断して、過不足のない適切な手術を行います。

低位筋間痔瘻

内括約筋と外括約筋の間を下に伸びる。
最も多いタイプの痔瘻(約6割)。

内括約筋と外括約筋の間を上に伸びる。排膿されにくく、診断・手術も少し難しい。1割位の頻度
深部痔瘻
外括約筋を超えて肛門挙筋のほうまで伸びる。肛門後方を複雑に走行したり、左右に瘻管が拡がる。2〜3割を占める。
肛門挙筋より上に伸びて、直腸の周囲に炎症を起こす。直腸狭窄を起こすことがある。頻度は少ないが、治療は難しく、再発を繰り返しやすい。
 
 
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