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前田病院 外科・大腸肛門科
〒761-8054
香川県高松市東ハゼ町824
TEL:087-865-7111
 
 
 
 
 

痔瘻の治療法
 痔瘻の治療法の原則は手術です。
 痔瘻の原因となっている肛門内の原発口(入り口)と瘻管(膿の通り道)と出口(二次口)を含めて切除します。
 瘻管は括約筋を貫いているので、大きく切除しすぎると括約筋を損傷しますが、小さく切除しすぎると不十分な切除となり痔瘻が再発します。
 解剖や痔瘻の型を十分理解して、過不足のない、再発の少ない手術が必要です。そのために十分な知識や経験が求められます。
 痔瘻の型、瘻管の走行、括約筋との関係を見極めながら、1例1例に対して注意深く手術します。痔瘻の手術は千差万別です。

原則は、
・痔瘻の入り口を確実に処理して再発しない手術をすること
括約筋を損傷しないこと
・術後の痛みの少ない術式    です。

切開開放術
 瘻管を括約筋とともに切り開く手術です。
 再発の少ない術式ですが、瘻管の深さや場所によっては、括約筋のダメージが大きくなることもあるので注意が必要です。

くり抜き術
 瘻管だけをくり抜いて、括約筋を温存する手術法です。
 括約筋のダメージは少ない術式ですが、上の切り開く方法よりは少しだけ再発の危険が高くなります。

シートン法
 瘻管にゴムなどを通して、瘻管をゆっくり時間をかけて切除していく方法です。切除とともに奥から傷が治っていくので、括約筋のダメージは少なく、再発も少ない手術法です。
 入院期間は短くてすみますが、ゴムがとれて傷が治るまでに2〜3ヶ月と比較的長時間を必要とする方法です。
 
 
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